「実話を基にした映画」といえば洋画が大人気ですが、実は邦画にも実話ベースの面白い映画があるんです。
今日は家でリラックスしながらゆっくり映画を観たい気分…
そんなときには、実話をもとにした映画をチョイスしてはいかがですか?当にあった出来事をモチーフに描かれていると聞くと、イメージもがらりと変わりますし、実話がもとになっているだけに、どの作品も奥深く見ごたえがありますよ!
目次
【U-NEXTで視聴可能な実話映画①】日本で一番悪い奴ら
日本で一番悪い奴らとは
今作は「稲葉事件」と呼ばれる実際に起こった事件とその主犯として逮捕された警察官の手記「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」を原作に制作された作品です。
稲葉事件とは日本警察至上最大の不祥事と呼ばれる警察の汚職事件です。
当時の道警は成績至上主義であり、摘発・逮捕などあらゆることが点数で計上され、ノルマとして競わされていたそうです。
点数を挙げられない刑事は無能というレッテルまで貼られる中、「普通にやっていてはノルマを達成できない」と考えた綾野剛演じる「諸星」という新人刑事がノルマを築いていくために汚職に手を染めていく…という話です。
作品の見どころ
当初はノルマのためと、奮闘していた諸星ですが、次第に犯罪ギリギリの捜査や銃の売買が行われていき、上司もそのことを黙認。もはや刑事なのかヤクザなのか分からない見た目の変化と過激な捜査はどんどんエスカレートしていくことに。
警察の不祥事は発覚するだけまだマシ……と思いたいところですが、本作の最後に明かされる事実は、そんな小さな期待すら打ち砕く衝撃が待っています。
JOY動画:管理人
【U-NEXTで視聴可能な実話映画②】凶悪
凶悪とは
実在の事件「上申書殺人事件」を基に実写映画化した「凶悪」。
本作は獄中の死刑囚が告発した殺人事件の真相をスクープ雑誌の編集部が暴き出し、首謀者を逮捕するまでを描いています。
死刑囚・須藤純次(ピエール瀧)が告発した男とは木村孝雄(リリー・フランキー)という男。木村は周りの人間から「先生」と慕われていた不動産ブローカー。
しかし、その正体は身寄りのない年寄りや借金を抱えた家族に親切を装って近づき、土地や保険金目当てに人を殺して金を手にする死の錬金術師でした。
作品の見どころ
原案は茨城県で起こった「上申書殺人事件」という事件がベースで、実際に事件を追った記者の著作が原作となっています。その記者をモデルにしたスクープ雑誌記者・藤井修一(山田孝之)の取材から、徐々にその残酷なやり口が明らかになっていきます。
JOY動画:管理人
【U-NEXTで視聴可能な実話映画③】クライマーズ・ハイ
クライマーズ・ハイとは
クライマーズ・ハイは実際に起こった日本の航空事件、123便墜落事故をもとにつくられています。原作である小説は数々の賞を受賞し、ドラマや映画化がされました。
御巣鷹山の航空機事故といえば、当時を知らない人でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
1985年8月12日に大阪から離陸わずか12分後、高度7,200mに達した辺りで航空機の姿勢制御が不能となり、32分間の迷走飛行の後に群馬県上野村御巣鷹山に衝突。乗員乗客524名のうち520名が死亡する航空機の単独事故としては世界最大規模のものとなりました。
作品の見どころ
群馬の地方新聞社に勤める悠木和雅(堤真一)は、御巣鷹山で起こった日本史上最大のジャンボ機事故の全権デスクを任されることに。他社との争いのみならず社内の派閥にも圧力を受けたり、報道のあり方に葛藤しながら、「いち早く正確な情報」を国民に届けるべく狂奔する…というお話になっています。
クライマーズ・ハイは事件ではなく事故がベースの作品ですが、報道の現場を通してプライドや嫉妬、対立などリアリティのある人間模様を描いています。
JOY動画:管理人
以上が「U-NEXTで視聴可能な実話ベースの邦画3選」のご紹介でした。
実話ベースであれば作品のリアリティも生まれ、当時の事件や事故について知るキッカケにもなります。
いずれもおすすめ作品なのでU-NEXTで是非視聴していただければと思います。